2020年03月09日00:28
スタッカートをどのように弾く?≫
こんばんは
今日は”スタッカート”について書いてみようと思います。
ピアノ学習者であればみなさんほとんどが習ったあるいは経験したでしょう
スタッカート!
音楽用語のほとんどはイタリア語です。
ドレミファソラシドもイタリア語というのは、みなさんご存知でしたか?
スタッカートはStaccatoと書きます。ほぼローマ字に似ていますね。
このスタッカート、みなさんはどのような意味で認識していますでしょうか
音楽用語辞典や音楽ドリルなどではよくこのように目にすることが多いです。
Staccato=「音を短く切って演奏する」、「その音の半分の長さで演奏する」
あるいは、生徒にどんな意味?と聞くと、「跳ねて弾く」という回答が返ってきたりします。
まずスタッカートには『切る』という意味は全くありません。
スタッカートは『切る』のではなく、「離れた、分離した」という意味なのです。
くっついているものを剥がすというのがスタッカートだそうです。
イタリア人の会話の中には頻繁に音楽用語が出てくるそうです。
”イタリアの日常会話から学ぶ
これで納得!よくわかる音楽用語のはなし”関 孝弘/ラーゴ・マリアンジェラ‐共著

これは私が演奏するうえで参考にしている一冊です。
なんとなく認識していた音楽用語の意味がこの本によって一瞬で腑に落ちるのです!
この本では、スタッカートは、
切手をハガキからスタッカートする。電車の車両連結をスタッカートする。あるいは、
「あの人は危険人物だからスタッカートしたほうがいいわよ」
などと、色々なシチュエーションで紹介されていました。
あくまでも”切る”ではなく”離れる”
これを読んだとき、へぇ~と思いました
日常生活でどのように使っているのかなんて、実際イタリアの方に聞かないとわからないですもんね。
こんな面白い本があるので、是非参考にしてみてください^^
これはあくまでも私の見解なので、ふ~んと聞き流してくださって結構ですが、
スタッカートが出てきたときには、
打鍵する(鍵盤をおす)瞬間よりも、指を鍵盤から離す瞬間(離し方)
に意識を向けて演奏するようにしています。
音を出す前の準備やイメージももちろん大切ですが、音を出した後に指をどのように離すか(離すタイミング、離す速度など)
によっても、音の印象にかなりの違いが出てくるのだと思っています
いずれにしろ、スタッカートの弾き方は一つではないということですね。
スタッカートを使った例文が何通りもあるように、曲の部分部分によってそれぞれ違ったスタッカートがあるのではないでしょうか。
レッスンでは、音楽用語の意味合いを教える際に、何通りもの例を出して教え、答えが一つではないということを
教えるようにしています
今日は日ごろなんとなく気になっていたスタッカートのことを、すごくまじめに書いてみました
(笑)
インスタグラムもよかったらのぞいてみてください
今日の虹です







今日は”スタッカート”について書いてみようと思います。
ピアノ学習者であればみなさんほとんどが習ったあるいは経験したでしょう
スタッカート!
音楽用語のほとんどはイタリア語です。
ドレミファソラシドもイタリア語というのは、みなさんご存知でしたか?
スタッカートはStaccatoと書きます。ほぼローマ字に似ていますね。
このスタッカート、みなさんはどのような意味で認識していますでしょうか

音楽用語辞典や音楽ドリルなどではよくこのように目にすることが多いです。
Staccato=「音を短く切って演奏する」、「その音の半分の長さで演奏する」
あるいは、生徒にどんな意味?と聞くと、「跳ねて弾く」という回答が返ってきたりします。
まずスタッカートには『切る』という意味は全くありません。
スタッカートは『切る』のではなく、「離れた、分離した」という意味なのです。
くっついているものを剥がすというのがスタッカートだそうです。
イタリア人の会話の中には頻繁に音楽用語が出てくるそうです。
”イタリアの日常会話から学ぶ
これで納得!よくわかる音楽用語のはなし”関 孝弘/ラーゴ・マリアンジェラ‐共著

これは私が演奏するうえで参考にしている一冊です。
なんとなく認識していた音楽用語の意味がこの本によって一瞬で腑に落ちるのです!
この本では、スタッカートは、
切手をハガキからスタッカートする。電車の車両連結をスタッカートする。あるいは、
「あの人は危険人物だからスタッカートしたほうがいいわよ」
などと、色々なシチュエーションで紹介されていました。
あくまでも”切る”ではなく”離れる”
これを読んだとき、へぇ~と思いました

日常生活でどのように使っているのかなんて、実際イタリアの方に聞かないとわからないですもんね。
こんな面白い本があるので、是非参考にしてみてください^^
これはあくまでも私の見解なので、ふ~んと聞き流してくださって結構ですが、
スタッカートが出てきたときには、
打鍵する(鍵盤をおす)瞬間よりも、指を鍵盤から離す瞬間(離し方)
に意識を向けて演奏するようにしています。
音を出す前の準備やイメージももちろん大切ですが、音を出した後に指をどのように離すか(離すタイミング、離す速度など)
によっても、音の印象にかなりの違いが出てくるのだと思っています

いずれにしろ、スタッカートの弾き方は一つではないということですね。
スタッカートを使った例文が何通りもあるように、曲の部分部分によってそれぞれ違ったスタッカートがあるのではないでしょうか。
レッスンでは、音楽用語の意味合いを教える際に、何通りもの例を出して教え、答えが一つではないということを
教えるようにしています
今日は日ごろなんとなく気になっていたスタッカートのことを、すごくまじめに書いてみました

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今日の虹です






